ご利用案内

キリストの愛と確かな医療をもって心と体のいやしをめざします。

診療科紹介

当院産科は、1973年(昭和48年)にキリスト教信仰に導かれて来日したジョンソン医師が、この神戸市北区に開院して以来、長年にわたって地域の人々に支えられ親しまれています。

また、アメリカ人医師によって創められたことから、開院当初より無痛分娩を取り入れており、神戸アドベンチスト病院=無痛分娩として知られています。

私はお産の主人公はまさしく妊婦さまであり、女性が本来持っている『産む力』、そして赤ちゃんの『産まれてくる力』を大切にしたいと考えており、2005年の赴任以来、自然分娩も積極的に取り入れて来ました。しかし、これは無痛分娩を否定するものではありません。お産(陣痛)はやはり辛いものであり、お産後、「二度とお産はしたくない」という言葉を耳にすることもあり悲しく思うことがあります。ですから一人でも多くの妊婦さまが、人生で最大の大切なイベントであるお産を「安心して満足できるお産ができ感動的だった」と言っていただけるようにお手伝いをさせていただこうと思っております。

そういった意味で陣痛が怖い、辛いと思われる妊婦さまには、無痛分娩(和痛分娩)も引き続き行っています。当院は24時間いつでも無痛分娩(和痛分娩)が可能な体制をとっており、当院で分娩される方の60~70%(年間200人以上)の妊婦さまが無痛分娩(和痛分娩)でお産をされており、助産師も無痛分娩(和痛分娩)に熟知しております。

一人でも多くの妊婦さまが、“安心して満足していただけるお産” ができて、是非“もう一度お産をしてみたい”と思っていただけるように、医師・助産師・スタッフが全力でサポートさせていただきます。

担当医師 プロフィール

伊田 昌功 / Akinori Ida(副院長)

産科医として、和痛分娩・自然分娩ともに妊婦さまが主体の分娩であるように心掛け、妊婦さまに納得して頂けるよいお産となるようにサポートさせていただきます。 臨床遺伝専門医として、妊婦さまやクライエントさまの不安を少しでも和らげられるように、わかりやすい言葉で丁寧に説明することを心がけています。お気軽にご相談ください。

出身大学
  • 1986年(昭和61年)兵庫医科大学卒業
得意・専門分野
  • 周産期医療
  • 習慣流産
  • 出生前診断
  • 遺伝カウンセリング
専門医等
  • 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医
  • 日本人類遺伝学会認定臨床遺伝専門医
  • 検診マンモグラフィー読影認定医
  • 兵庫医科大学臨床教育教授
  • 臨床研修指導医
  • 医学博士
伊藤 善啓 / Yoshihiro Ito

子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫を中心に診療をしてきました。同じ疾患でも症状は様々で、治療法も一つとは限りません。個人個人に最適な治療を一緒に見つけていきましょう。

出身大学
  • 1999年(平成11年)兵庫医科大学卒業
得意・専門分野
  • 産科婦人科一般
  • 腹腔鏡下手術
専門医等
  • 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医
  • 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
原田 佳世子 / Kayoko Harada

長年、大学病院で周産期医療を中心にハイリスク妊娠の診療に携わってきました。また更年期などいわゆる女性医学の領域も勉強してまいりました。各々の年齢の女性 の諸症状を改善できるように、同じ女性としてサポートできる医療を提供したいと思います。不安なこと、気になることがあれば気兼ねなくお話してください。

出身大学
  • 2008年(平成20年)兵庫医科大学 大学院修了
得意・専門分野
  • 周産期医療
  • 女性ヘルスケア(月経関連、更年期関連など)
  • 産科婦人科一般
専門医等
  • 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医
  • 母体保護法指定医
  • 検診マンモグラフィー読影認定医
  • 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター認定医
  • 日本女性医学学会認定 女性ヘルスケア専門医
  • 産婦人科指導医
  • 兵庫医科大学非常勤講師
  • 医学博士
久保田 陽子 / Yoko Kubota

患者様が抱える不安を少しでも減らせるよう、1つ1つ丁寧に診療させていただきます。よろしくお願いします。

出身大学
  • 2009年(平成21年)島根大学医学部医学科卒業
得意・専門分野
  • 産科婦人科一般
専門医等
  • 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医
本田 晴香 / Haruka Honda

産婦人科専攻医の本田晴香です。ライフステージごとに変化するお悩みに寄り添い、少しでもケアできるよう、精一杯頑張りますので宜しくお願い致します。

出身大学
  • 2017年(平成29年)兵庫医科大学卒業
得意・専門分野 産婦人科領域全般を勉強中です

取り扱っている主な疾患と治療

お産に関わる当院の特色

妊婦さんイメージ

① 和痛分娩24時間365日対応(特別に研修を受けた産婦人科医師が24時間体制をとっています)

② 臨床遺伝専門医による遺伝学的検査と相談(日本医学会の認定施設)

③ 日曜も通常診療を行っています

④ 小児科専門医による出生直後からの管理と生後2週間健診、1か月健診

⑤ 小児科医(新生児)、麻酔科医(手術)、循環器内科医(高血圧・血栓症)との連携にて、より安全性の高いお産を目指しています。

⑥ 病院食はヘルシーな卵乳菜食(肉・魚を使わない)母乳育児にもおすすめです。お祝い膳を1食ご用意しています。

⑦ ファミリア神戸とのサポートクリニック提携(新生児にはファミリア製肌着を使用しています)

日本マタニティフィットネス協会認定登録施設「三育センター」では、医療と連携した妊婦さまにとって安全で効果的な運動プログラムを提供しています。

➈ 産後の母乳ケアもおこなっています。

 


分娩方法について

当院の産婦人科では、健診の際に医師および助産師と充分に相談の上、妊婦さまのご希望に沿った分娩ができるように努めています。妊婦さまにはそれぞれの分娩形態の長所・短所を説明し、充分にご理解いただいたうえで妊婦さま自身にバースプラン(出産計画)を立てていただきます。

自然分娩 待機分娩 一般的な分娩形式で、自然陣痛が発来すれば入院していただき、緩和処置を行わずに分娩していただく方法です。
計画分娩 健診時に子宮口が分娩に適した状態になったと判断すれば、入院日を決定し陣痛誘発剤を用いて分娩を進め、緩和処置を行わずに分娩していただく方法です。子宮口の準備ができるまで、入院日を決定できません。
和痛分娩 待機分娩 自然分娩と同様に自然陣痛が発来した時点で入院していただき、分娩の進行度やご本人の痛みの程度に合わせて麻酔を行い、陣痛を緩和しながら分娩をする方法です。
計画分娩 健診時に子宮口が分娩に適した状態になったと判断すれば、入院日を決定し陣痛誘発剤を用いて分娩を進め、分娩の進行度やご本人の痛みの程度に合わせて麻酔を行い、陣痛を緩和しながら分娩をする方法です。子宮口の準備ができるまで、入院日を決定できません。

 

よくあるご質問~和痛分娩・里帰り出産・面会などについて~

妊婦健診

妊婦健診

妊婦検診では、4D超音波(エコー)を使用してお腹の赤ちゃんの様子をご覧頂くことができます。

4Dとは、お腹の赤ちゃんが3D(立体的)に見えることに加え、同時にその動き・胎動を見ることのできる超音波(エコー)機です。妊婦さまにはリアルタイムで赤ちゃんの動きや表情を見て「今、ここに」存在するわが子を実感して頂けますし、お腹の中の様子を詳しく診ることができるので、安全なお産をサポートするために非常に役に立ちます。

画像と動画は、専用サイトにアクセスすることで、スマートフォン・タブレット・パソコン・携帯電話からご覧いただけます。

エコー動画配信サービス「AngelMemory」(エコー動画配信サービスAngelMemory:外部リンク)

同伴する機会の少ないご主人さまには、ご家庭でご覧頂き、父親としての実感を高めて頂く事もできます。


出産入院費用のご案内

お産で入院される場合の費用は以下のとおりです。
初産婦(約7日入院) 経産婦(約6日入院)
自然分娩 和痛分娩 自然分娩 和痛分娩
4人部屋 57万円~ 63万円~ 54万円~ 60万円~
2人部屋 上記(4人部屋) + 1日4,800円(非課税)
個室 上記(4人部屋) + 1日10,000円(非課税)

※上記は2019年10月分娩以降の料金です。

  • 出産育児一時金直接払制度をご利用の方は、出産入院費のうち、一時金42万円を引いた金額での請求となります。(利用されない場合は預かり金20万円が必要です)
  • 当院は産科医療保証制度加入病院です。上記は登録費用16,000円(非課税)を含めた金額となります。
  • 上記はあくまでも概算費用です。お産の状態により料金が異なりますのでご了承ください。
  • 夜間に出産された場合は、夜間出産料10,000円(非課税)が加算されます。
  • お支払いは、退院時にお願いしております。
  • 帝王切開による出産の場合は、保険適用となります。別料金となりますので、入院会計までお問合せください。(※限度額認定証を利用される場合は早めの手続きをお願い致します)
  • 料金についてのご質問等は1階入院会計までお気軽にお尋ねください。

和痛分娩とは?

分娩時の痛みや疲労を和らげる硬膜外麻酔法

皆さんはお産に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?

「出産は感動的だけれど、痛くて、辛くて、苦しい。」そういうイメージを持っておられる女性が多いのではないでしょうか。その『痛くて、辛くて、苦しい』思いを少しでも減らそうとするのが和痛分娩です。

代表的な和痛分娩は硬膜外麻酔法といって、背中に細いビニールのチューブを入れて、そこから麻酔薬を注入して痛みを和らげる方法です。痛い思いをして苦しんで生んだ子だからこそ愛情が湧くのだ、という人がいますがそれが必ずしも正しいとは言えません。和痛分娩で出産された方は、痛みや分娩時の疲労も少なく、早い時期に赤ちゃんを抱っこできたり授乳ができたりするので、赤ちゃんと早期に接触できることがかえって出産の満足感につながり、母性意識を高めているようにも思えます。自然分娩には自然分娩の良さがあり、和痛分娩にも和痛分娩なりの良さがあります。

いずれにせよ、産婦自身が主体で納得できるお産をすることが母児関係を良好にする最も良いお産だと思います。

和痛分娩体制について(無痛分娩施設情報一覧)


妊婦さまの心のケア

「お腹の赤ちゃんに何か問題がないだろうか?」「無事に生まれてくるのかしら…」等など、妊娠するとお母さんは本当にいろいろなことが心配になります。

特に初産の方は、知識が少ないこともあり不必要な不安を大きくさせていることが多くあります。でも、このような心配は、専門的なアドバイスを得ることによってほとんど解決することができます。

当院では、常勤の臨床遺伝専門医がおり、胎児の診断や遺伝的な問題の不安に対して専門的な観点から適切にケアをしていきます。また、助産師による相談窓口では、妊娠中の心配事、母乳や育児の悩みなどやさしく丁寧に説明、助言をしておりますので些細な事でもお気軽にご相談下さい。安心した穏やかな気分でお産をして頂くために一番必要なのは、そばでお世話をする医師・助産師・看護師の「キリストの慈愛に満ちた優しさと信頼である」と私たちは考えます。


母親(両親)学級のご案内 全4回

母親学級

妊娠中を快適に過ごし、正しい知識をもって安心してお産にのぞまれ、また自信を持って育児に取り組むことができるように母親(両親)学級を開催しております。

お一人でお越しの方、ご夫婦でお越しの方、様々です。皆さまのお越しを楽しみにお待ちしております!

 

新型コロナウイルス感染症対策としてプログラムを休止しております。

一部プログラムをWebで受講可能です。対象者の方にのみ、外来にて受講方法をご案内しております。

再開についてはホームページでお知らせ致します。

クラス 内容 日時・場所
1.前期クラス
~はじめまして~(対象:妊娠6か月頃の方)
  • おっぱいについて
  • 牧師・栄養士のお話 etc.
毎月 第2日曜日
13:30~16:00
【2F礼拝室にて】予約不要
2.医師クラス

~先生のお話~

(対象:妊娠6~9か月頃の方)

このクラスは皆さま、できる限り受講頂いています。

  • 小児科医師、循環器内科医師、産科医師(硬膜外麻酔、帝王切開について)の話
  • 病棟見学

当院でのお産を検討中の方は、このクラスへのご参加をおすすめしています。

何度でも受講できます。

毎月 第4日曜日
13:30~16:00
【2F礼拝室にて】予約不要
3.後期クラス

~生まれておいで。いざ出産!~

(対象:妊娠9か月頃の方)

  • 先輩ママさんからのお話
  • 赤ちゃんを迎える準備
  • お産の進み方、バースプランなど
毎月 第3日曜日
10:00~12:30
【2F礼拝室にて】予約不要
4.沐浴体験クラス【要予約】

~パパにだってできるよ!~

(対象:妊娠8~9か月頃の方)

※お母さんだけの参加もOKです!

  • 沐浴体験
  • パパの妊婦体験
  • 妊娠中、陣痛中のマッサージ
  • 家族のサポートと役割
毎月 第1日曜日
10:00~12:30
【2F礼拝室にて】ご予約が必要です!マタニティブックの申し込み券に必要事項をご記入の上、切り取って病院1階受付または外来に設置の専用受付箱へお入れください。

  • クラスは出産月ごとに分けます。そのため、出産後もクラスで知り合われた方と再会する機会が増えます。
  • 皆さまが思っておられること、考えておられることを共有しながら、クラスをすすめていく時間もありますので、ご協力をよろしくお願いいたします!
  • 対象の参加月の目安をマタニティブック配布時にお知らせしていますが、ご都合が合わない場合などは、前後の月でご参加頂いてもかまいません。
受付方法・持ち物など
  • 受付は各クラスとも開始30分前からです。
  • 母子手帳とマタニティブック(外来で配布)をご持参ください。
  • 受講料は無料です

産科医療保障制度とは?

当院は、産科医療保障制度加入機関です。

産科医療保障制度シンボルマーク

  • 産科医療保障制度は、分娩により重度の脳性まひになった赤ちゃん、およびその家族の経済的負担をすみやかに補償する制度です。産科医療保障制度加入機関で分娩される妊婦さまは、この制度に加入することが義務付けられています。
  • 妊娠5ヶ月(16週~19週)を迎えた妊婦さまに登録証と制度の詳細が記載されたパンフレットをお配りしますので、登録証に必要事項を記入の上、健診時にご提出ください。
  • 登録にかかる費用1万6000円は、出産費用としていったん病院に支払っていただきますが、後日支給される出産一時金に同額が加算されますので、事実上、費用は払い戻される仕組みになっています。
  • 制度に関する詳細は、お配りするパンフレットをご覧ください。

※産科医療保障制度は、財団法人日本医療機能評価機構(厚生労働省所管)が行っております。


お祝い膳(栄養科)

お産でご入院の皆さまに「お祝い膳」のサービスを実施しております。(毎週日曜日と木曜日の夕食)

朱塗りの杯に縁起物の小鉢類(有田焼)をのせました。食材選びから心を配り、お産で体力を消耗されたお母さま方のために菜食で栄養価を高くする工夫をしています。一膳一膳、スタッフが心を込めておつくりしています。

診療実績

年度 総分娩数 経腟分娩 帝王切開
自然分娩 和痛分娩 合計 和痛
分娩率
予定
帝王切開
緊急
帝王切開
合計 帝王
切開率
2015年 415 147 181 328 55.2% 48 39 87 21.0%
2016年 415 146 183 329 55.6% 61 25 86 20.7%
2017年 411 133 184 317 58.0% 52 42 94 22.9%
2018年 356 101 169 270 62.6% 59 27 86 24.2%
2019年 410 102 211 317 66.6% 67 26 93 22.7%
2020年 399 98 216 314 68.8% 60 25 85 21.3%

和痛分娩率…経腟分娩に占める和痛分娩の割合

帝王切開率…総分娩数に占める帝王切開の割合