受診案内

キリストの愛と確かな医療をもって心と体のいやしをめざします。

診療科紹介


頭痛で悩まれる方は多く、人口の1割程度が「片頭痛」を、2割程度が「筋肉の緊張を伴う頭痛」を有するとの報告もあります。

診断や治療が一筋縄ではいかない場合もまだまだ多いですが、最近では片頭痛に対する注射薬が承認されるなど、治療手段も増えてきました。頭痛による生活の不自由さを少しでも減らすために努力して参ります。

「患者様のライフスタイル」や「定期的に薬を飲んだり注射したりすることがご負担にならないかどうか」なども踏まえながら、治療方針を検討していきたいと思います。

神経内科医師 藤堂紘行

 

下記の症状の場合は、くも膜下出血や髄膜炎など重大な病気の可能性があります。当院の頭痛外来の診療日を待たず、早期に脳外科や救急診療を受診されることをお勧めします。

  • 「人生で初めての頭痛」
  • 「突然発症の頭痛」
  • 「もともと頭痛持ちだが普段と異なる頭痛」
  • 「激しい頭痛」
  • 「意識の悪さ、手足の動かしにくさ、しゃべりにくさ、吐き気、発熱、目の見え方の異常などを伴う頭痛」など

 

担当医師 プロフィール

藤堂 紘行 / Hiroyuki Todo (非常勤)

内科のうち、脳、神経、筋肉の病気を専門にしています。可能な限り最適な診断・治療ができるよう努力して参ります。

出身大学
  • 神戸大学卒業
得意・専門分野
  • 神経内科
  • もの忘れ診療
  • パーキンソン病診療
専門医等
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本神経学会認定 神経内科専門医
  • 日本認知症学会認定 認知症専門医・指導医

主な疾患と治療

受診の流れ
Step1:診察の予約

2024年4月より毎週木曜の午後、総合内科にて藤堂医師が頭痛外来を行います。

頭痛外来を受診希望の方は必ず予約が必要です。事前にお電話で予約をお取りください。

⇒予約の方法を確認する

Step2:AI問診に回答

受診の前日までに、スマートフォン等お手持ちの端末で、AI問診に回答をお願いいたします。

Step3:初診日

予約時間までに来院をお願いいたします。来院されましたら、まずは総合受付に保険証・当院診察券・紹介状等をご提示ください。

※AI問診の利用が難しい場合は、当日問診に回答して頂きます。問診項目が多いため、予約時間よりお早めにお越しください。

※お薬手帳がある場合は、当日必ずお持ちください。普段内服されている鎮痛薬などの市販薬がある場合は、説明文書かパッケージをお持ちください。

 

注意事項
  • 頭痛外来では問診するべき項目が多いため、AI問診を活用しております。受診の流れを円滑にするため、AI問診への事前回答にご協力をお願いいたします。
  • 典型的な症状が欠如するなどの理由で診断がつけきれない場合や、疑われる病気の薬を試しに使用して診断を試みざるを得ない場合があります。
  • 適切な治療薬を選んでも効果が現れるまで数ヶ月かかることがあります。
  • 薬によっては、使用中は運転禁止になったり、妊娠中は使用できないものがあります。
  • 2021年に認可された片頭痛予防の注射薬は高額です(薬価は年々下がって行きますが、3割負担の場合、月1回注射の自己負担額は13,000円前後で、検査料なども別途かかる場合があります)。
  • 頭痛の発作頻度や重症度を判定するために、頭痛日誌をつけて頂くことがあります。できる限りご協力ください。
  • 当外来は内科診療の延長であるため、他科での治療が必要と考えられる場合は、脳外科・眼科・耳鼻科・整形外科などに紹介させて頂く場合があります。