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大腸ポリープの話

「大腸ポリープとは?」

大腸の中にできた「いぼ」のようなものですが、がんになりやすいところが、ふつうの「いぼ」との違いです。たいていの場合、大腸ポリープがあれば、がんになる前に切り取ってしまいます。

ポリープの検査

小さなポリープでは、ほとんど症状がありません。そのため、大腸がん検診の便潜血検査で陽性となり、注腸エックス線検査や内視鏡検査を受けてポリープが見つかることが多いでしょう。注腸エックス線検査とは、肛門からバリウムと空気を入れるレントゲン検査です。内視鏡検査は肛門からカメラを入れるものです。

最近は、最初からカメラを入れ、ポリープがあればその場で切って欲しいと言われる方も増えてきました。従来のカメラを押し込んでいく方法では、強い痛みがありましたが、最近の腸が伸びないようにカメラを入れる方法なら、ほとんど痛みはありません。それでも心配な方は、鎮静麻酔薬を注射してぼんやりしながら受ける方法も選べます。

治療

たいていのポリープは、カメラで見ながらスネアという針金の輪でしばり、そこへ電気を流して焼き切ることができます。切ったあと出血したり、穴があくことがないように、入院した上で治療を受けていただきます。ポリープがそれほど大きくない場合は、日帰り入院(朝入院、夕方退院)で治療できます。大きなポリープや、ゆっくり治療を受けたい方は2泊3日の入院になります。切り取ったポリープは、顕微鏡で見てがんがないか調べます。たとえ、がんがあっても、浅いがんならば、開腹手術を受け直す必要はありません。

予防

検査や治療のことを書きましたが、もちろん、ポリープやができないようにするのが一番です。大腸がんの予防法としては、野菜、果物、豆、穀物、海草をたくさんとり、肉やアルコールはほどほどに、たばこは吸わず、定期的に運動すると良いことが確かめられています。ただし大腸ポリープやがんは、遺伝の影響も強く、完全に予防できるわけではありません。症状がなくても、1年1回は便潜血検査をうけ、陽性となったら、内視鏡検査か注腸エックス線検査を受けることも大事です。

その他の詳しいことは、医師にお尋ね下さい。